先週からICUの春学期が始まった。
新一年生が食堂やキャンパスに多くいるのを見ると大学という新しい環境での初々しさが伝わってくる。
そうゆう僕ももう二年生になった。
対面での授業は少しずつ増えてきたが、大抵の講義はオンラインで行われる。
ICUの講義は「インタラクション(交流)」を重要視しているので、生徒や教授が話し合う場面が多々ある。
少人数でプロジェクトや一緒にプレゼンテーションを作ったりする。
特に多いのが生徒同士によるディスカッションだ。
講義であるテーマやトピックについてみんなで話し合う場面が多く、よく学生も発言している。
僕もよく発言する方なので、講義は発展しとても楽しい。
しかしまだzoomでの授業形態が一年しか経っていないのでまだ不慣れな部分が多いと思う。
特に新しく入った新一年生。
そこで新一年生には秘伝の書を分け与えたい。
その名も「Zoomでスマートに見せる8の方法」だ。
今回は8個のスマートに見せる方法を紹介したい。
これを学び、実際にZoomで実践すれば確実にAを取れるだろう。「君が講義を行ってくれないか?」と言われるかもしれない。
しっかりと心に刻み込み、Zoomで取り入れて欲しい。
Zoomでスマートに見せる方法
1. うなずきながらメモを取っているアピールをする
ディスカッションにメモは必須だ。
相手が何か重要なことを発言しているかもしれない。それらを逐一メモすれば必ずスマートな人だと思われるだろ。
紙でもいいしパソコンのメモアプリでもいいだろう。
今日の夕飯についてパソコンで調べたり、旅行の計画を書いてみたり。ディスカッションの間、個人的なことを考えていてもどうせバレない。
「あー、なるほど」と言いながら、youtubeで「ジャルジャルコント」と調べても誰も気づきはしない。むしろ尊敬されるくらいだ。
いずれにせよメモを取っていますというアピールをすることは大切だ。
さらに相手の話にうなずくことで理解していますよとアピールをすることができる。例えそれが音楽に合わせていたとしても。
メモを取っているアピールをしよう。そして内容は本当に取っている人に聞こう。
2. カタカタ表現を惜しみなく使う
ディスカッションではいろんな言葉が飛び交う。しかしそんな中でもカタカナ表現というひねりを加えた表現を出すことによってスマートに見せることができる。
ビジョン、パッション、コンセンサス、ディスカッション、ゴール、ポリシー、イシュー。
カタカナ表現はいくらでもある。それを取り入れることで、自分はこんな言葉を知っていますよとアピールできる。
ディスカッションは正論や理論が重要なのではない、いかにスマートに見せることができるかが大切だ。
このサイトでカタカナ表現の一覧があるので是非取り入れて欲しい。
カタカナ表現を使おう。自分が意味を知らなくても大丈夫。きっと相手もわからない。
しかしスマートに見せることができるのは間違いない。
例えば
「このイシューのコアな部分はソフトとハードに別れていてトレードオフの関係にある。みんなのリーゾナブルなレガシーをフォーカスしてスキムしていきたい。もちろんマイノリティーのオピニオンもファシリテートするよ。」
スマートすぎる、完璧だ。ちなみに意味はわからない。
3. それっぽい図形を描く
ディスカッションに図は必須だ。内容をまとめることでしっかりと理解できているスマートさをアピールできる。
Zoomでは画面共有があるので、図形を描いてそれをスクリーンシェアしよう。
3つの例を挙げてみよう
ただ「Goal」という英単語を荒い線で囲っただけなのに、課題の最優先項目が出来上がってしまう。みんなにゴールを意識させることができたらスマートに見られるだろう。あとは周りに勝手に話し合ってもらおう。
これもただの数字の羅列だ。ただ1、2と3を書いただけなのに、重要な3つをみんなに考えさせることができる。
スマートだ。ローマ数字を描くとなおスマートに見せることができるだろう。
これもスマートに見せることができる図形だ。
ただ三角に一本線を描き、その上に?マークをつけるだけで何が大事なのかをみんなに意識させることができる。
「富士山の頭ってこんな感じだったっけ?」と思っていてもだ。みんなは勝手にあなたが図で考えることがでいるスマートな人だと尊敬するだろう。
このようにそれなりの図形を適当に描いたらスマートに見せることができる。これであなたもディスカッションのピカソだ。
4. スライドを戻してもらう
スライドを使って講義やプレゼンテーションをすることが多いだろう。
その発表中に発表者にスライドを戻してもらおう。
自分が内容を俯瞰的にしっかりと吟味していること姿勢を相手が汲み取ってくれるだろう。
「すいません、一枚スライドを戻してもらってもいいですか?ああ、そこです。あー、なるほど。ありがとうございます。」
スマートな人と伝わること間違いないだろう。
誰も内容をど忘れしたから戻したとは疑わない。
5. 話しながら画面全体を見る
話している時に画面全体を見ることで、自分の画面には膨大なデータがあるというスマートさを演出することができる。
データを探していることを相手に伝えることができれば完璧だ。
「えっと、今データを探しているんだけど.....」
そう言い画面全体を見ることで情報強者の印象を醸し出せる
ただグルメサイトを見ていることなど誰もわからない。
ブラウザを複数持ち、適当に目を泳がせておこう。
6. 知らない話題でも知っているふりをする
ディスカッションにおいて知識量は大きな要因となる。
博識の人はディスカッションでは優位に立てることは間違いないだろう。
なので、自分の知らないことでも知っているふりをしよう。
最近のJKの流行?コロンビアの情勢?友達の友達?
そんなもの「知ってる。確かにそうだよね。もちろん分かってる。」で乗り切れる。
そこからは適当に合わせよう。確実に博識でスマートに見える。
7. 聞かれた質問を他の人に回す
質問は四方八方から飛んでくる。それに対処できる人はとてもスマートだ。
全ての質問に答えることができるなら完全なるスマートだ。
しかしそれよりスマートに見せる方法がある。
それは「聞かれた質問を他の人に回す」ということだ。
「自分は当たり前に答えられる質問だからあえて他に人に答える機会を与える。」
これほどスマートな振る舞いはないだろう。
聞かれた質問を他の人に振ってみよう。
そうしたら自分が知らなかった答えがわかるだろう。
8. みんないるか確認する
ディスカッションを始まる前に全員いるか確認するのもスマートな振る舞いだ。
あなたが社交的でみんなに気が配れるという印象を与えることができる。
実際みんないるかなんてわからない。もちろん自分もわからない。とりあえず聞くことがスマートさを演出できる。
まとめ
今回はZoomでスマートに見える方法を8選紹介した。
これを取り入れることでスマートに見せることができる。
参考にした書物である「会議でスマートに見せる100の方法」はスマートに見せる独特な方法を紹介している。
是非買って読んで欲しい。
ちなみにそれでzoomの空気を壊したり、周りから嫌われたりしても責任を負うことはできません。ご了承ください。