実はICUは英語以外にも言語を学べる!
ICUはELAプログラムが有名だと思います。
英語を学ぶのではなく英語で学ぶという環境に憧れたり、もしくはチャレンジしたいと思い入学する学生も多いはずです。
しかしICUには第3言語を学べる環境があります。それが世界の言語です。
なんとICUにはELAプログラムを終了した2年生から世界の言語を選択し受講することができます!
今回はどのような言語があるのか、実際にどれくらい難しいのか、そして世界の言語を取るメリットとデメリットを紹介していきます。
この記事を読めばどんな言語が学べるのか。そのメリットとデメリットが完全に分かります!
どんな言語があるか
では実際 ICUの世界の言語でどんな言語を学ぶことができるのでしょうか?
ICUでは
- 中国語
- 韓国語
- アラビア語
- インドネシア語
- フランス語
- ドイツ語
- スペイン語
- ロシア語
- イタリア語
が学べます!
基本的に世界の言語は3学期間(1年間)かけて習得します。
また上記の中でも上級と初球に分かれており、両方ある場合は初級と上級を二年間かけて習得することもできます。
どのくらい難しいのか:スペイン語の場合
僕はアメリカの交換留学に行きたかったので、英語を話せるだけではなくスペイン語も話せたらと思いスペイン語を受講しました。
そこからもう2学期間経ち、今は3学期目です。
そんな経験から話させていただきます。
結論から言うと普通に難しいですが、徹底的に頑張ればなんとかなります。
知識0の状態なので最初はきつい
春学期ではまず語彙と文法に関しては初めの授業から同時並行に行います。
まず知識が0なので全く分からず苦労します。今は冬学期ですが、今でも苦労しています。
慣れてくれば文法や語彙を理解して、授業をスムーズに受けることができるようになります。
しかしスピーキングやリスニングになるとモチベーションがボコボコにやられるのが多かったです。
なんと言ってもスペイン語の口調は早すぎるので全く理解することができないです。
またスピーキングで言葉に詰まる場面も多い思いでがありました。
宿題や復習が頻繁にあった
また毎回のように宿題が出されるので、それをやり遂げるのに時間と労力がかかります。
僕の場合は火曜と木曜のそれぞれ3コマだったのですが、復習を挟まないと次の講義の時には忘れていることが多々有りました。
僕のスペイン語では2週間に1回小テストがあるので他の授業とうまく両立して良い点数を出すのはとても大変です。
しかしアウトプットの機会があるので効率よくスペイン語を学べています。
メリット1:他の言語と文化を理解できる
1つ目のメリットは他の言語と文化を理解できるということです。
言語の習得はもちろん一番のメリットです。例えばスペイン語であれば、Netflixにある面白いスペインドラマをそのままで聞くことができる、サッカーの実況を理解できる、スペイン語のYoutubeを見ることができるなどです。
しかし ICUの言語の授業では文化も同時に勉強します、そうすることによってよりその国を深く理解できるからです。
例えばスペインの授業では従来 Tortillaを作っていたそうです(現在はコロナでできませんが)。
また一緒に歌を歌ったり、有名なスペイン映画を見たりします。
座学だけで完結しないのが ICUの世界の言語です。
メリット2:友達ができる
ICUの世界の言語はELAや部活・サークルとは違う学生たちが集まります。
そんななかで一緒に勉強するので自然にそこで友達ができるのはとても大きいメリットの1つではないでしょうか!
ICUはとても狭いコミュニティーですが、多くの人に会うことによってより楽しい学生生活を送ることができることは間違いありません!
スペイン語では学期末にみんなで集まってピクニックを行いました。
そこでさまざま人と仲良くなりとても楽しい時間を過ごせました。
そのおかげでご飯を食べに行く友達ができたり、カラオケ仲間が増えました。
第3言語の友達ができるのも大学生活の1つの楽しみですよね!
デメリット1:単位が惜しい
先ほど説明したメリットもありますが、世界の言語を取るのをやめる学生が多い生徒がいるのには理由があります。
それは単位のコスパが悪いということです。基本的に1コマ1単位です。たいていは週3なので3単位獲得することができます。
また珍しいですが、2コマで3単位獲得する場合もあります。
しかし世界の言語は6コマあるのにもかかわらず4単位しか獲得することができません。
ICUは1単位1単位必死に勉強して取りに行く場所です。そうしなければ卒業できないということがあるんです!
6コマ分勉強したのにもかかわらず4単位しか獲得できないのはぶっちゃけコスパが悪いので、じっくり検討して決めましょう!
デメリット2:だいぶ時間を取られる
先ほども言ったように世界の言語はたいてい6コマあります。
ICUの授業は楽な単位以外は基本的に忙しいです、ですので6コマ分も取ると他の分に手が回らなくなる可能性も。
また僕が受けていたスペイン語が火木の15時から19時でした。
そのため部・サークル活動ができなかったり、友達との予定が合わせられなかったりします。
他の活動や講義も含めて総合的に考えましょう!
なんだかんだいって世界の言語は楽しい。
学期中は言語の全てに圧倒されてしまします。3コマ分(210分)もぶっ通しで勉強するとなるとなおさらです。
2学期分勉強したのにもまだこの大変さんには慣れません。
ただ毎回思うのは、なんだかんだいって言語を学ぶことは楽しいです。
新しいことを学ぶのはもちろん、勉強することで違う世界が見えたりします。
それによって自分に新しい価値観が生まれます。
学びは楽しいです。
どんなことでもしっかりと課題をこなす、授業を理解する、勉強する、基礎を理解すると言ってことを徹底的に行えば生き残れます。
僕も全力で行った結果2学期ともAを取ることができています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はICUの世界の言語を紹介しました。
新一年生、一年のELAを終了し、これから第二言語を取ろうか迷ってる学生。
そういった学生に一つでも助けになればと思っています!