一年生を通しての良かったこと、後悔していること
先日国際基督教大学(ICU)の期末テストが終わりようやく大学一年生の終わりを迎えた。
大学一年生という爽やかでフレッシュな響きはなくなる。これからは2、3、4と淡々と進学していくのだろうと考えるとなんだか誕生日が来ても喜ばない30代のような気がしてきてる(偏見です)。
この大学一年生はは怒涛と瞬間の1年間だった。コロナで新しい環境に強制的に立たされ、左右もわからないまま日々が過ぎていった。キャンパスライフとは程遠い学生生活を送った。緊急事態宣言が明け、秋頃には初めて新しい友達と交流したし、授業も対面が増えていきとても充実した学生生活だった。しかし従来のキャンパスライフと比べて享受できたとは言えないまま終業式を迎えることとなった。あっという間だった。
コロナのせいでと言い訳したくはなかったので僕はさまざまなことに挑戦した。学生の特権としては時間と裁量権があるということは早々感じられていたので、自分でできることはトライしていったつもりだ。あまり行動力がない僕に取ってはよくできた方だと思う。
しかしそれでもやり遂げることができなかった、やっておけばよかったことなどはたくさん思いつく。後悔をする性なので、いくつも思いついてします。
というわけで今回は一年生の学生生活を通して良かった点と後悔している点の双方を挙げ、自分への戒めと賞賛を述べると同時に学生にも教訓として共有できたらと思う。
<良かったこと>
一つ目はお金について真剣に考えるようになったということだ。
きっかけはコロナショックで株価が大幅に下がったということだ。その当時株はギャンブルであまりわからなかったのだが、それを機に投資とはどうゆうものだろう?と考えるようになった。そこから派生してお金について熟慮するようになった。
学生に取ってお金は何をするのにも必要な道具であり、貴重な資源でもある。旅行に行くとき、飲み会に参加するとき、デートをするとき、プレゼントを買うとき、教材を買うとき。全ての経済活動においてお金は必須だ。お金があればなんでもできる。
そんな絶対的な力を持ったお金について考えない訳はない。初めにお金の基本知識を学んだ。守る、貯める、稼ぐ、増やすだ。日本人はマネーリテラシーがないと揶揄されている。それは日本の教育で学ぶことが少ないからということもあり、手こずったが、今では昔の自分と比べて教養があると自負できる。
わかりやすい変化は投資を始めたことだ。貯金が全てと思っていた昔とは違い、少額でも投資を始めることでお金を増やすこともできるし勉強にもなる。
また日々の生活における支払いについても意識するようになった。ラテマニーのように、少額でも積み重なれば大金となるようなケースは多い。バス代、飲料代、お菓子、無駄な出費を抑え無理に払わないようになった。
支払いについては機会損失を考えるようにもなった。一つのものに支払うということは他の全ての支払う対象を捨てるということになる。つまりペットボル120円は120円以内で買える全ての商品対象の機械を損したということになる。
僕は必要ではない出費を極力抑え、それを自分が好きなものに全振りするようになった。
別に友達と割り勘した時に一円単位まで計算するほどケチになったわけではない。僕は友達に対するお金の考えは押し付けたりしない。「そのペットボトル代を他にも使えるから買うのやめたら?」「機会損失もったいねー」とはそんなうざい奴にはならない。
僕は友達には奢るし、割り勘も大体で計算する。
ただ自分に関してはストイックにいってるだけだ。
結果として、お金に関する知識は明らかに増えたし、金銭的に悩むことは滅多になくなった。学生はお金について学ぶ必要があるとは思う。
二つ目は読書だ。これは永遠に語れるテーマだ。結論をいうと読書は素晴らしい、以上。
と終わらせることもできないので、学生のうちに何を読んだか、そして何を得て昔とどう変わったか記述し、その素晴らしさを啓蒙したい。
もともと僕は読書は大の嫌いだった。活字を見るだけで目眩がしたし、読んだ瞬間に眠気に襲われた。読書とは苦痛なものだと思っていた。
しかし今になればその力に魅了されているし、読書を怠っていたことに後悔している。もっと早くにそれに気づくべきだった。
記事にも書いたので省略するが、読書には教養を広げてくれる力と深めてくれる力、そして繋げる力がある。読書をすることによって世界を見る目が変わる。深く考えることができるし、複眼的に俯瞰的に物事を見ることができる。
色々メリットは書いたが、とりあえず読書には圧倒的な力があると理解してくれたら嬉しい。
幅広く読んだが、その中でも学生には読んで欲しい本を紹介したい
<読んだ本>
・小説
・お金
・ビジネス書
押し付けたりはしないのでまずは自分が好きなやつを読んで欲しい。それから僕のリストを参考にしてもらえれば幸いだ。
筋トレを始めた(運動を含め)
三つ目は筋トレを始めたことだ。別になかやまきんにくんほどになれとは言っていない。現に僕はまだまだひょろいし、重量もない。
ただ運動を含め筋トレをすることで健康をより意識することになったのは大きな収穫だと思う。
きっかけはテストステロンの全ては筋トレで解決するという本を読んだからだ。筋トレをすることで、健康的な体になり、ストレスも少なくなり、活発的になり、豊かな人生を遅れるということを知った時には驚いた。
腕立てや腹筋という初歩的なことを始め、HIITや有酸素運動を取り入れ、今はダンベルを使って筋トレをしている。
筋肉がついたこと自体は嬉しいが、それよりも筋トレを通して健康や食事、ストレスについて意識するようになったことが個人的には良かったことだと思う。
筋肉を肥大化するには十分な睡眠、適度だが健康的なストレス、ヘルシーで栄養素がある食事が必須だ。それらを気にし始めた結果、筋肉の肥大化だけではなく生活や健康も改善した。
昔までは不規則な睡眠、ジャンクフード、不健康なストレス、運動しない日々についてあまり気にかけなかった。しかし今では気にかけ改善している。
とりあえず、腕立て1日1回でもやってみるといい。一年後には腕が確実に太くなっているから。
4つ目に良かった点はシンプルライフを送り始めたということだ。
ここでいうシンプルライフとは断捨離、ミニマリストのことだ。
断捨離という考えは引っ越しする時に思ったことだ。荷物をパックする時に、明らかにものが多いと感じた。そして何より「あ、こんなもの持ってたっけ?全然使わなかった」というものが多くあった。
特に僕の場合は雑貨や服が多くあった。あまり使わないのにいっぱいある文房具、景品や特典でもらったけど一回も使っていない雑貨、いつ着たっけ?と思い出すのに1日かかる洋服、など。
昔は多い=豊かだと思っていた。あれば困らないだろうというものをたくさん所有していた。しかし今になっては持っているものを極限まで減らしている。
例えば服などは極限までシンプルに揃えた。最近ではh&mで無地の色違いのt-シャツを7枚購入した。ファッションは大切だが、基本的にユニクロやGUのポスターにある組み合わせを真似れば大丈夫だろうと思っている。
ものは極限まで減らしたことで、すぐに見つけることができるし、維持するためのコストも減らすことがきた。窮屈せず余裕を持って生活することがでいる。
服や雑貨を多く持ってる人を批判しているわけではない。僕も昔は多くの服を持ってファッションを楽しんでいたし、それは押し付けたりはしない。
ただ満員電車よりかは田舎のとなりの席が空いてるくらいの感じが好きなだけだ。